« 一人では何も出来ない! | トップページ | 今月のイベント情報 »

2015年5月24日 (日)

虎御石まつり

0524鎌倉時代、大磯の湘南平の麓に山下長者(お寺の縁起では本名 伏見大納言藤原実 基卿)と呼ばれる方が住んでおられました。

子供に恵まれなかったところから持仏の虎池弁財天に祈願したところ、夢枕に弁天様が立たれ、「願いは叶う」とのお告げ。目が覚めてみると、枕元に小さな石があったそうです。

この石を弁天様のお告げとして大切に仏間に安置してお経を上げていると、お内儀が身ごもり、安元元年(1175年)正月、虎の日、虎の刻、玉のような女の子を授かりました。
長者はこの子に弁天様と生まれた日にちなみ、「虎」と名付けました。
さて、虎女誕生のもととなった石は大切にされましたが、不思議なことに、虎女とともに大きくなり、「生きている石」安産子授けの御霊石として崇められ、屋敷の中に祠を作って奉られました。また、虎女こそ、後に舞の名手、虎御前となるのです。

当寺の大磯には鎌倉幕府の重要人物達がよく訪れ、虎御前はそうした人々に見事な舞を披露していました。そうした客のなかに曾我兄弟の親の敵、工藤祐経がいたのです。敵工藤の動静を探る兄弟も大磯に来ることとなりました。

いつしか兄弟の兄十郎と虎女は恋仲となりました。
これを知った工藤祐経はある夜大磯の長者の屋敷に刺客を放ちました。
兄弟を殺そうとしたのです。

一夜が明けてみると、不思議なことに、庭の祠に奉ってあったご霊石には刀の傷と矢の跡がついていたのです。討手はご霊石を兄弟と間違えてこれを襲ったのです。
兄弟は大厄を逃れめでたく親の敵を討つことができたのです。
しかしながら、兄弟は共にその生涯を終え、19歳で尼となった虎御前はご霊石を兄弟とも思い、大切にお守りして嘉禄3年2月13日、55歳でその生涯を終えました。
【延台寺HPから一部引用】

そして5月第4日曜日(曽我十郎が仇討ちを果たしたのが旧暦の5月28日であることに因み、毎年開催日が決定されます。)虎御石がご開帳されるのが「虎御石まつり」なのです。

« 一人では何も出来ない! | トップページ | 今月のイベント情報 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/544481/61640324

この記事へのトラックバック一覧です: 虎御石まつり:

« 一人では何も出来ない! | トップページ | 今月のイベント情報 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

facebookで私の交友を見てください

イソタビドットコム

私と東海道との係わりの源です

西湘を拠点にして色々なプロジェクトを立ち上げて奮闘しています。そして私も遊ばされています。

きれいな水と美しい緑を、再生し、育み、守るために活動しています

NPOな人 椎野修平ブログ