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2014年8月 7日 (木)

労働量とやりがいのバランスの崩壊!

外食産業のリーダーとなることを標榜していた某チェーン店の過剰労働問題をめぐり社会問題化されています。
毎日、朝8時から深夜の12時まで働きづめでも480時間です。それが恒常的に月500時間以上働いていたり2週間も帰宅できなかったりしていたとしたら、どのような理想的な経営理念を掲げていたとしても絵空ごとにしか映りません。

価格競争の激しいファストフード業界にあっては、いかにしてローコスト・オペレーションを実現するかは大変重要なテーマだと思います。

ローコストを実現するためにスタッフを削減すれば不満が多くなります。
スタッフを増やせば個人の負担が軽減されるので歓迎されます。

この真逆にいるのが経営者です。
少数スタッフで店が回ることは「Good」であり多い状態でしか回らない状況は「Bad」なのです。

経営者と従業員の両者の考え方等の「バランス」が崩れると「ブラック」になる危険性をどこの企業も持ち合わせているのではないかと思います。

「バランス」の崩れる要因は「数字(売上げ)を追う毎日」「長い労働力で一人何役の下で増える業務量。そして報酬は変わらない」「毎日が同じ仕事の繰り返し。先が見えない」etc。

結果的に「労働量とやりがいのバランス」が崩れると、働く側からみるとブラックになってしまうことかもしれません。

ならば、働く側から見てブラックと呼ばせないためにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは、何より不平不満を生まない大前提は、法的違反がないこと。これは最低限のことです。

まず、マズローの欲求段階説を思い起こします。

まず初めに「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、寝たいなど)です。
この欲求が充たせれば、次に「安全欲求」を求めます。

「安全欲求」には、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求になります。
そして 「安全欲求」を充たすと「社会的欲求」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めます。

そして次に「尊厳欲求」(他者から認められたい、尊敬されたい)という欲求が芽生え、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)の欲求が生まれます。

ただこのマズローの欲求段階説は、長い目で見た従業員の動機付けに利用されてきました。
これを短期的に給与を上げたり、環境を改善すれば生理的欲求、安全の欲求が満たされ帰属意識が高くなるなどと考えるのは短絡的になってしまいます。

年間5000億円近くを売り上げ、外食最大手と言われる企業です。
これからは真の意味で業界をリードする企業に変身することを期待したいと思います。

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