« 知床から屈斜路湖(2003年6月7日) | トップページ | 根室~帯広(2003年6月9日) »

2014年6月 8日 (日)

屈斜路湖~根室(2003年6月8日)

「身には老少有れども、而も心には老少無し。気には老少有れども、而も理には老少無し。」
佐藤一斎「言志耋(てつ)録283条抜粋」

身体の外見上には老人と少年の区別はあるかもしれない。しかし、心の上では老人と少年の区別はない。
健康上でも老いと若きがあるかもしれない。しかし、人として与えられた心(理)には老若の別はない。道理を求めて一生一度の人生を貫くことが大切だと。

時々、佐藤一斎の言志四録のことを書きますが、先の大戦後の占領下にあって、長い外国生活で洗練された個性を活かし、戦後の歴史を動かし、晩年も大磯で過ごした宰相「吉田茂」は、幼少時代に吉田健三の養子になっています。
その妻(士子(ことこ)は佐藤一斎の三男の娘です。つまり吉田茂の義母は一斎の孫娘だったことを最近になり知りました。
吉田茂の言動と佐藤一斎の言志四録を重ねていくと、面白い発見が出来そうな気がします。

今夜も11年前の北海道シリーズ五日目の旅日記です。

○コース 屈斜路湖~美幌峠~阿寒湖~オンネトー~釧路湿原(阿寒丹頂の里・釧路市湿原展望台)~釧路市(釧路フィッシャーマンズワーフMOO・幣舞橋)~厚岸湖~愛冠岬~霧多布湿原(琵琶瀬展望台)~根室

この時期でも朝の峠は寒い。風もあるから体感温度はもっと下がる。美幌峠も各種ガイドに必ず紹介されている峠です。眼下に広がる屈斜路湖、噴煙が上がる硫黄山を見ていると北海道の大きさを堪能させてくれる。逆に余りにも観光化されてしまった阿寒湖。湖の周辺まで行って二人でゆっくり見ていく気持ちが起きません。

0608むしろ何もないオンネトーへ行ってから雄阿寒岳と阿寒富士を映す静かな湖面を見て二人で暫し静かな時を過ごす。こうしたシーンで二人の感性が合うことをありがたく思う。

このオンネトーの静けさを堪能させてくれたのは、ここにやってくる途中で出会った親子でくつろぐエゾシカや車の脇迄やって来てお座りをしてしまうキタキツネ。こうした野生動物の出迎えが余計にオンネトーを神秘的なものに感じさせてくれたのかも知れない。自然は余り人の手を入れない方が良いと「阿寒湖」と「オンネトー」を見て感じる。

当初、阿寒湖からもう一度、弟子屈町に戻り、別海町経由で根室に向かう予定であったが、釧路湿原をゆっくり見たかったので、オンネトーから阿寒国際ツルセンター、北緯43度美術館を経由して釧路市湿原展望台に行く。

0608_2東京ドームが有に5千個は入ると言われる日本最大の湿原。
かって、大磯総合研究所を立ち上げた時にキャッチフレーズにした「サンクチュアリ」。
自然保護を第一義にした湿原だけにスケールが違う。湿原の中を釧路川が蛇行しながら流れているはずなのだが、さすがに展望台程度の高さからは分からない。ただ所々に陽光に光るところが釧路川かなと思う程度。
時期がもう少し進むと木々の緑が増してもっと素晴らしい景色に見えるのだろう。逆に極寒の人も寄せつけない時には「サンクチュアリ」を実感できるかも知れない。

0608_3
釧路フィッシャーマンズワーフMOO。まだ、県連に行っていた頃、視察に行きたいと思っていたところを女房と改めて来られるとは思ってもいなかった。今では、各地の港町でフィッシャーマンズワーフが出来すぎて斬新なイメージはないが、当時は大変な観光施設であったのだと思う。
現在では焼津や沼津の魚センターのように複合施設でない、魚だけをメインにした施設の方がクローズアップされているが、これも都会と釧路の方の立地の差だと思う。それにして幣舞橋の美しさ(日本一の夕陽との評判)見ることが出来ずに残念でした。

0608_5
釧路から根室までは、極力海岸線の道を通ろうと、道なき道のドライブ。厚岸町の愛冠岬へ行く途中で数頭のエゾシカに合う。途中の浜中町、霧多布湿原に行くと名前の如く急に一面が霧。
琵琶瀬展望台から見る湿原も霧の中でぼんやりと見えるだけです。夕日も霧の中に薄く広がって見えるだけ。根室に入っても、今夜の宿泊先であるイーストハーバーホテルは根室でも一番高層なのですが、その建物すら分からず通り過ごしてしまうほどの霧が根室では迎えてくれました。

« 知床から屈斜路湖(2003年6月7日) | トップページ | 根室~帯広(2003年6月9日) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/544481/59782284

この記事へのトラックバック一覧です: 屈斜路湖~根室(2003年6月8日):

« 知床から屈斜路湖(2003年6月7日) | トップページ | 根室~帯広(2003年6月9日) »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

facebookで私の交友を見てください

イソタビドットコム

私と東海道との係わりの源です

西湘を拠点にして色々なプロジェクトを立ち上げて奮闘しています。そして私も遊ばされています。

きれいな水と美しい緑を、再生し、育み、守るために活動しています

NPOな人 椎野修平ブログ