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2014年5月16日 (金)

ダウンシフト

ロー、セカンド、サード、と一気にトップギアまでをアップさせて車を走らせました。
目の前にコーナーが迫ってくれば、そのコーナーを素早く駆け抜けるためにシフトダウンさせるために、左足でクラッチを切ると同時に、右足のつま先でブレーキを踏みながら、一つ下のギアにシフトダウンさせるためにエンジンの回転数を合わせないとスムースにダウンできません。そのためにヒールでアクセルを踏み、エンジン回転を合わせてシフトダウン操作するのがヒール・アンド・トウです。
これがマニュアルシフト車の楽しみでもありました。

若い頃は、エンジン回転を高速に回さずに、早く走らせることの出来る5速を装備している車が欲しかったものです。
現在の自分の愛用している車は、ごく普通に6速まで装備されています。
ダウンシフトと聞けば、私のイメージはこうしたことです。

それが最近の「ダウンシフト」は「過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化」を指しているようです。
そしてそれを実践している人は「ダウンシフター(減速生活者)」として脚光も浴びています。

事実、私の周りにもそれを実践している若者も多くいます。

この背景には、過剰労働/過剰消費を繰り返す「労働と消費の悪循環」を断ち切る新たな潮流としての減速生活があります。
これを目指すことにより、生活レベルが下がることも厭いません。
むしろ、自発的に労働時間を減らし、減った収入の中から可能な範囲の消費活動を行い、その分、得られる時間、つまり余暇を最大限に活かし、家族や友人との交流する時間を得ることを最大の価値としているのだと思います。

人の価値観の考え方ですから善し悪しを論ずるつもりは毛頭ありません。

しかし、一つ言えることは戦後の荒廃した、明日の食べ物もままならない社会の中にあっては、こうした考え方は無かったと思います。
むしろ、高度経済成長期を経て、ある程度のインフラも整備され、物の充足感があるからこそ成り立つ考え方でもあると思います。

その一つ、日本の年次休暇の取得率は、世界各国の年次有給休暇の取得率と比較して桁はずれに低いことが問題視されています。
こうしたことが長時間労働や働きすぎを招いており、健康を害したり、うつ病などや過労死、過労自殺に至る労働者が後を絶たない原因ともなり、今日、話題にしたダウンシフターを多く生む要因になっているのだと思います。

考えさせられる話題です!

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