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2014年5月14日 (水)

人口減を防ぐ「イクボス」の効果?

最近、ニュースで「イクボス」という言葉を目にします。
何のこと?と思ったら人事労務用語辞典に次のように定義されていました。

「イクボス」とは、男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことです。子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーをイクボスと呼びます。 (人事労務用語辞典参照)

小さい子どもがいる社員は、子どもの健康等により突発的な休みのリスクが非常に高いです。
それは、子育て中ならば当たり前のことで、誰もが通ってきた道、避けようがありません。
核家族化が進んでいる状況を考えれば、なおの事です。

始めから分かっているのですから、もしもに備えて日頃から組織ワークを心がけておかなければなりません。

そのためには日頃からの情報を共有しておかなければ対応が出来ません。
どんな仕事を仕掛けているのかの把握も大切です。

社員と上司だけではなく課員全員がそれぞれのスタッフが抱えている状況も知っていればベターだと思います。
従って、日頃からのコミュニケーションが非常に大切になります。

こうした背景がなければ、一人が欠けた時に業務が回るチーム作りを出来るはずがありません。

イクボスプロジェクト(NPO法人ファザーリング・ジャパン)を率いる安藤さんは、「イクボス10か条」として下記の条件をあげています。みなさんはどう受け止めるでしょうか?

1.理解:「ワーク」一辺倒ではなく、「ライフ」にも時間を割くことに、
     きちんと理解を示していること
2.ダイバーシティ:ライフに時間を割いている部下を、差別(冷遇)せず、
     ダイバーシティな経営をしていること。
3.知識:ライフのための社内制度(育休や介護休暇の制度など)や法律
     (労働基本法など)について、知っていること
4.組織浸透:管轄している組織(部長であれば部内)全体に、ライフを
     軽視せず積極的に時間を割くことを推奨し、広めていること
5.配慮:家族を伴う転勤や単身赴任など、部下のライフに「大きく」影響を
     およぼす人事については、最大限の配慮をしていること
6.情報共有:育休取得者などが出ても、組織内の業務が滞りなく進むように
     するために、組織内の情報共有の仕組みを作り、チームワークの醸成、
     モバイルやクラウド化、テレワークなど、可能な手段を講じていること
7.時間捻出:部下がライフの時間を取りやすいように、会議の削減、書類の削減、
     意思決定の迅速化、裁量型体制などを進めていること
8.提言:ボスから見た上司(大ボス)や人事部などに対し、部下のライフを重視
     した経営をする重要性について積極的に提言していること
9.有言実行:イクボスのいる組織や企業は業績も向上するということを実証し、
     社会に広める努力をするということ
10.隗より始めよ:ボス自ら、ワークライフバランスを重視し、
     人生を楽しんでいること

ともすると、こんな軟弱な方針でこの厳しい競争の中を勝ち抜けるか?
甘い!という方もいて当然だと思います。

それこそ、組織でのダイバーシティ(多様性)が必要なのだと思います。
様々な違いを尊重して受け入れ、その「違い」を積極的に活かすことにより、変化し続けるビジネス環境や多様化するニーズにも対応出来て、企業の優位性を創り上げることも 可能になるのでは?
と私は思います。

そして、こうした社会の変化により、女性の社会進出を促し、一方では人口減を防ぐ一助になるのではとも思います。

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