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2014年1月13日 (月)

成人式で自らを振り返る

2014年の新成人の数は、およそ121万人。
2013年に比べ、1万人減り、過去最低を更新しています。
そうした中で少しずつ進められているのが、成人年齢を引き下げようとの動きがあります。

政府与党は、憲法改正手続きを定めた国民投票法を2014年の通常国会で改正し、その施行から4年後に、投票年齢を18歳以上に引き下げる方向で、議論を進める方針を示しています。

該当する年齢への世論調査の結果をみると「肉体的に成熟をしている」と答えた人が半数近くと最も多く、「自分自身に判断する能力」や「自分で責任を取る能力」があると答えた人は、全体の20%前後と非常に低い結果に一抹の寂しさを感じます。
こうした権利は自分で勝ち取ることに意義があるのですが・・・・・。

成人式になると相も変わらず目を疑うようなニュースを目にします。

今年、成人を迎える若者たちは、日本がバブル経済が弾けて「失われた20年」の中で成長をしてきました。
足並みを揃えての成長が不可能になり、オリジナリティー、オンリーワン等を目指すことにより企業、個人の差別化を図ることでパーソナル、つまり「個」が非常に重要視される時代になりました。
その結果、本来の「個」の責任、義務を置き去りにして、自らさえ良ければと社会や他人に責任転嫁をする風潮が幅を利かすようになっている気がするのです。

「君子は則ち躬(み)自ら厚うして、薄く人を責む」
「能(よ)く人を容(い)るる者にして、而(しか)る後以って人を責むべし」
「人を容(い)るること能(あた)わざる者は、人を責むること能わず」

この三つの言葉は、自らには厳しくし、自分自身を先に責めて他人には寛容の心を持つことが大事であり、他人の考え方を受け入れることの出来る度量、俗に言われる器の大きな人間は、他人を責めることが出来ても、

他人の考え方を受け入れることの出来ない度量の小さい人間は他人を責めてはどうかのかな?
という教えです。いずれも佐藤一斎の言葉です。

世の中はその資格のない人ほど他人を責めることの多いのが世の中の常です。
それは相手の心を素直に受け止めて、道理を以って説けるだけの力がないから、相手の考えを一度受け入れる包容力がないからに他ありません。

こうした考えを今一度、真剣に
新成人だけではなく3度目の成人式、それも半ばを迎えた人間も考える必要があるのではと自省する成人式です。

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