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2012年9月 5日 (水)

伝統より効率化の社会に?良いのかな?

法隆寺は、日本仏教興隆の祖である聖徳太子が創建したと伝えられる寺院であり、日本最初の世界遺産として登録されました。
法隆寺との出会いは中学校の修学旅行の時ですから今から約48年、半世紀前に観たのが最初です。
その後、何度か奈良に行くたびに見学をしました。
3日のブログにもアップしましたが、建築学としての興味より法隆寺の支えるヒノキの木としての性質から組織運営に置き換えて考えるようになってから法隆寺そのものが全く違う建物のように見え始めていました。

そうすると居ても立っていられずに、今日一日夏休みを取り、奈良に行ってきました。
それだけの理由で?
アップしたいことは沢山あるのですが、話題が途切れた時に一つ一つアップしようと思っています。

0905_3

法隆寺の伽藍をぐるっと回廊が取り囲んであります。
この回廊の屋根を支える簗の形がこのように違うなど、今まで知りませんでした。
一つには虹簗「こうりょう」の上に「束」(つか)があり、棟を支えています。
この束は人型束または割束と呼ぶのだそうです。この方法により上からの力が分散され、両脇の柱に荷重が伝わるようになっているのだそうです。

0905

         ▲
      飛鳥時代の束

ところが室町時代になると、棟木から「束」が梁の中央に立てられるようになります。

0905_2

         ▲
      室町時代の束

飛鳥の時代にこの工法が出発点にあったからこそ1400年経た今でもこの様に現存しているのだと。
これもたった一つ工法です。
しかし、経済原則、効率化求める余り、一つ、二つと・・・・・!
日本人は何か伝統を重んじるよりむしろ破棄しているのでは、と感じる一日でした。

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