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2012年8月28日 (火)

「鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言」上映会

日本では寺院の入口の門の左右に仁王像が立っているのをしばしば見かけます。
この、仁王像は安置される場所が山門の脇の様に風雨の害を受けやすく、木像でもあり中世以前の古像で、良い状態で残っているものはあまり多くはありません。
寺門に置かれた仁王像で日本最古のものは法隆寺中門に立つ金剛力士像です。

筋骨隆々とし、阿形(あぎょう)像は怒りの表情を表し、吽形(うんぎょう)像は怒りを内に秘めた表情に表すものが多く、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神としての性格を表しているのだそうです。

法隆寺には、日本最後の宮大工と言われた「西岡常一氏」が飛鳥建築様式に拘って昭和の大修理を取り仕切っていました。
その西岡棟梁の解説が非常に印象が残ります。
「法隆寺の中門の真ん中に柱が立っています。左右に入口が二つあります。金剛力士は片方が赤く、もう一方の仁王は黒い。これは人間には皆、煩悩があるから黒い。だから左側にある吽形像の方から入る。そして中に入って仏さんに接して、ちゃんと悟りを開いて赤くなって出てくることを表現している。だから右側の出口に赤い阿形像が立っている。」と。

0828

※ウィキペディアの金剛力士を転用

まさに西岡棟梁の宮大工しての口伝の一つとしている「神を崇めず、仏を拝せずして堂塔伽藍を口にすべからず」の解説だと思います。

飛鳥時代から受け継がれてい​た寺院建築の技術を後世に伝えた「最後の宮大工」平成7​年没。
その西岡棟梁の上映会があり、楽しみにしています。

「鬼に訊け 宮大工西岡常一の遺言」上映会
・日時:平成24年9月22日(土)午後3時~
     平成24年9月23日(日)午後3時~(映画上映後、ト​ークセッション)
・場所:小田原邸園交流館 清閑亭 で開催されます。

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