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2012年7月25日 (水)

紙縒り(こより)一本が一国一城の主に

紙縒(こより)は、紙を細く裂いて寄り合わせた紐です。
私たちはこの紙縒りを冊子の綴じ紐や髪を束ねるために使用したものです。
今時の人には分からないでしょうね。いや、分からないというより見たことがないのかもしれません。

今夜はこの紙縒りづくりの内職?です。
娘が地域の催しものに使うので紙縒りを織って欲しいと持参してきました。
仲間と一生懸命に織ったようですが、どうも昔、私が織っていた細くてピンとしているのが紙縒りと知っている娘にとっては、ちょっと掛け離れているようなので持ち込んで来たようです。

なるほど、一生懸命に織ったのだろうなと努力は分かりますが、う~ん、ちょっと太り気味です。ピンとしていなく何となく、なよなよとして弱そうな紙縒りです。
暫く紙縒りなど作っていませんでしたが、身体で習得をしたものは忘れていないものです。

0725

この紙縒り一本で一国一城の主になった戦国武将もいます。
関ヶ原の開戦の前に山内伊右衛門一豊の妻、千代が田中孫作の編み笠に織りこんだ紙縒りの一文。
大坂で三成が兵を挙げたこと、大坂の情勢等が紙縒りには簡潔に書かれてありました。
そして孫作に託した文箱の中の内容は、紙縒りと同じ内容なので、この文箱は開けずに封のまま家康に差し出すようにとの伝言です。

こうして、いち早く家康の味方になるべく宣言をさせようとした千代の一本の紙縒りが、山内伊右衛門一豊を関ヶ原合戦後に土佐24万石の一国一城の主にさせたのですから「たかが紙縒り」「されど紙縒り」なのです。
だから、私も今夜は、一本一本丁寧に紙縒りを織っています。

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