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2011年12月 3日 (土)

「一日の短さ」を喜ぶ?

還暦を過ぎてから一年、一日の短さにどうして一日は24時間しかないのだろうかと、ふっと感じる時があります。
「怠惰の冬日は、なんぞその長きや。勉強の夏日は、なんぞその短きや。長短はわれに在りて、日に在らず。待つあるの一年は、なんぞその久しきや。待たざるの一年は、なんぞその速やかなるや。久速は心に在りて、年に在らず。」とは佐藤一斎『言志耋録(てつろく)』139条の言葉です。

確かに怠けて一日を過ごせば、冬至を目の前にしたこの時期でも一日が長く感じることでしょう。
逆に、一生懸命に物事に集中している時には夏の長い一日でも短く感じます。
時間は人間に平等に与えた空間だと思っています。
一年を慌しく感じるのは主観の問題であり、実際の時間の流れの問題とは異なります。

そうすると、一日を短いと感じることは結して悪いことではないのです。
しかし、その充実感を感じることが出来ない短さでは、まだまだ流されている無駄な時を過ごしている証だと思います。

「耋」の本来の意味は「非常に老いる。このうえない年齢までいった年寄り。また、七十歳、あるいは八十歳の老人。」と言う意味だそうです。
『言志耋録(てつろく)』は全体で340条で成り立っています。
従ってこの書は80歳で執筆して2年後に出版されたので「耋録」にしたとされています。
80歳にしてこの気持ちを持っている、気持ちの少しでもあやかりたいと思います。

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