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2011年11月12日 (土)

オリンパスと柴田勝家

オリンパスは内視鏡で世界トップという日本を代表する優良企業です。
少なくとも巨額の投資損失を隠蔽した上に、企業買収を装ってモミ消しを図る行為が発覚するまでは?
この事件は、オリンパス1社にとどまらず、日本企業全体の統治能力やコンプライアンスへの信頼を失墜させかねない事件で株主や取引先を欺き続けてきた罪は極めて重いと感じます。

そこで何故、柴田勝家が登場するのか?
柴田勝家は「かめ割り柴田、鬼柴田」とも言われています。
近江の佐々木承禎と合戦に及んだ時に、戦い利あらず城を幾重にも取り囲まれ、水路も断たれ城兵の士気も著しく低下していました。
佐々木勢から城内の様子を探るために使者が来ました。
勝家は、枯渇する寸前の水を惜しげなく使って見せ、芝居を打つことによって、佐々木勢の使者は籠城が当分続くと判断し、長期戦に備えました。

使者が帰った後に勝家が取った行動は、残りの水がめの水を城兵に存分にのどを潤わせた後に、その水がめを打ち壊し「武士たるもの座して死を待つより、討って出よう!」と翌朝、開門して大勝利を収めたと言う事例があります。

絶体絶命の境地に自らを追い込み、それによって部下に決死の覚悟をさせて望んだ勝家と、巨額の損失を隠蔽してモミ消しを図ろうとした企業経営者。余りにも違いがあり過ぎるように感じます。
何が違うのか?
柴田勝家とオリンパスの歴代の経営者の「覚悟を決める」方法が違っただけです。
「社会常識」に反する「社内常識」を優先させただけのことです。
こうした「社内常識」がまかり通っている組織は大なり小なりあるものです。

もう一度、原点に戻って謙虚な気持ちで点検する必要があります。

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