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2011年10月30日 (日)

戦わずして勝つ、そして「自他共栄」?

孫子の兵法というと、いかにすれば戦に勝かとを説いたと思われがちですが、実は戦いに勝つこともさることながら、戦わずして勝つことが最上の策だと言っている。

戦国時代の剣客、塚原卜伝は、琵琶湖の矢橋(やばせ)の渡しの船上で乗り合わせた武士に勝負を挑まれ、戦いに望む振りをして相手を小島に降ろし、勝負に応じなかったという。正に「戦わず勝つ、これが無手勝流だ」と血気の勇を戒めた逸話もあります。

無手勝流とは「戦わずに、策略で相手に勝つこと。また、その方法。また、師伝によらず、自分で勝手にきめた流儀。自分勝手にやること。また、そのやり方。自己流。無手で勝つ流儀」の意とあります。

頭の使い方次第で、戦うことなく勝ちを収める事が出来るというのは、今も昔も変わらないことは確かです。

秀吉が天下を統一した過程を見てみると、双方に甚大な損傷、死傷者を出す激しい戦を仕掛けたこともありますが、どちらかというと外交政策によって相手を味方につけて勝利を収めるケースが多々ありました。
そして、最悪、戦うと言う場合は周知な準備をした上で圧倒的な兵力を動員して、ほとんど兵を損せずに勝利をしています。結局、秀吉も「無手勝流」を実践していたのではと思います。

企業経営でも、当然同じようなことが言えます。
企業間の競争はあって当たり前。そして負けるわけにもいきません。
勝ち方が問題だと思います。
力で、金で相手を倒せば、相互が傷つきあい、ひいては社会を混乱させます。今日のようにグローバルで動いている経済では世界中を混乱させる要因になります。

どうも最近の経済は、「無手勝流」が自己流という意味合いもあることから、なんでもかんでも無手勝流で通ると思う考え方に偏っているように思えます。

「自他共栄」などは死語なのでしょうか?

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