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2011年8月14日 (日)

恩田民親(木工)の施策

昨日は松平定信の願文の概要を書きました。
一昨日は、福島原発に端を発する、自然エネルギーへの転換について「この危機的な状況の中で国民に耳障りの良いコメントは要りません。」と書きました。

何かこのようなコメントが多くなるのも、日本の政治そのものに真剣さが欠落しているように感じている他ありません。目先の問題に振り回されて、明らかに大所高所からの施策が欠けています。

質素倹約を励行し贈収賄を禁止、不公正な民政の防止など前藩主時代に弛んだ綱紀の粛正に取り組んだ、松代藩の家老だった恩田民親(木工)。

こうした施策を打ち出せば藩民の気持ちも落ち込むものです。反感も受けるでしょう。
抜擢人事で藩政の改革の責任者になった木工は、まず家族親戚を集めて「この重責に取り組むに当たり、自分は率先して徹底した倹約をしなければならない。それを家族等に押し付けるわけにはいかない。ついては妻とも離縁する。息子は勘当。親戚とは絶縁してこの重責に当たる。」と宣言。驚いたのは言われた妻や家族。「いや、どんな苦労があっても辛抱するので、そのようなことをしないでと」
これで身内は一致団結したと。人間、これまで覚悟を決められたらついて行くしかありません。

こうした覚悟が今の日本の政治家に見えなさ過ぎるのです。
危機的な状況にあり、今後は日本国をこうした国にしていきたい。だからこうしたことに協力をして欲しいと、きっぱりと言い切れる指導者がいれば、国民も一つのまとまった考え方も出てきて難局に乗り切れるのではと思います。

それを相も変わらず、国民受けするような施策ばかりを論じていては先の見通しに不安が募るばかりです。

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