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2011年6月 6日 (月)

便利な町? 快適な町?

日頃から地域の活性化等を考える時に、いつも悩むのが標題の問題です。
自分自身としては快適なまちづくりを考えてみたいと思うことに、この方向性に多くの方が賛同をしてくれると思います。

しかし、細部のことを話し合っていく内に、いやぁー、快適な町ではなく便利な町を望んでいるんだと感じることが結構あります。

自分自身を満足させるために、目的を達成することに都合が良く、重宝で役に立つという視点で考えれば、これはもう間違いなく利便性の追求になります。快適な町づくりは遠のいてしまいます。

そうすると、次のようなコンセプトが生まれてきます。
私たちが快適に生活していくために、道路や橋、住むための家や建物、電気を使うためにダムや発電所など、多くの建設構造物が必要です。超高層ビルやマンションがあれば、狭い地域に大勢の人が生活できます・・・・・・。

一方、快適という概念には「心身に不快を感じられるところがなく気持ちがいいこと」「具合が良くて快いこと」がなければ正に「快適な生活」は成り立ちません。

私は、前述のような必要最低限のハード整備を否定するつもりはありません。
ただ、ハードを整備した後に手を掛ける精神を忘れては快適な生活が成り立たないことを忘れてはいけないと、思うだけです。

一つの例えが、檜のお風呂です。檜のお風呂は魅力があります。
しかし、檜風呂の良さを保ち続けるためには、浴槽内を熱気のこもったまま放置しておくと、悪臭やカビ等の発生原因となり、檜風呂の痛みが早くなる要因になるので、入浴時間以外は換気、乾燥を心懸ける必要が生じます。

檜風呂を長持ちさせるために一番良いのは、入浴した最後の人は必ずお湯を抜いてシャワー等で軽く水洗いをし、タオルで拭き取ることの手間を掛けることが出来るかです。

快適さを保つには、こうした手間暇を掛けることが出来るかが課題です。

今回の福島原発の事故によりメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設、運用等が脚光を浴びています。
太陽光発電はエネルギー不足や、温室効果ガス排出削減に対応できることから、普及・拡大が期待されています。こうした流れになることは間違いないと思います。

しかし、国民一人一人が手間暇を掛けて、場合によったらコストも上がるかもしれませんが、それでも快適な生活を望む気持ちがなければこの計画もどんどん先送りになると思います。

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