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2011年6月24日 (金)

竹芸家 藤塚松星の世界

昨日に続いて今日は、大磯在住の竹芸家 藤塚松星氏を紹介します。
2005年の「婦人画報100年記念別冊付録」に100人のニッポン人から「100年後の女性たち」への特集号号で根曲竹(ねまがりたけ)を燻した鳳尾竹(ほうびちく)を使い、シンプルなラインで理想の女性を表現した作品を発表しました。

その時の氏のコメントが「竹のしなやかこそ、理想の女性のイメージです。男は強そうに見えても、すぐにボキッといってしまう。でも女性は柔軟な中に強さがあるよね。それは百年後の女性も変わらずに持ち続けてほしいと思います。」と。

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工芸界の世界でも常に新しい手法を創作しています。
第49回東日本伝統工芸展でMOA美術館賞を受賞した「彩変化花籃」では、
「竹工芸の技法には大きく分けると編み技法と組み技法の二つがありますが、この「彩変化花籃」は組み技法の作品です。籃は二重構造になっており、内側はやや幅広の平割り材の輪を積み上げ、外側はヒゴを縦に並べた櫛目編で構成しました。ヒゴと言えば通常、丸か四角形ですが、この作品では三角形のヒゴを使っています。そのヒゴの面を朱色と黒色に染め分け、色の境の角を正面に向けて並べています。そのために、見る角度によって色が朱から黒へ、黒から朱へと変化して見えます。さらに、胴部分に入れた曲線を境にヒゴの向きを逆にしてあるので、そこでも朱と黒が逆転して見えます。このように、この作品では見る角度の違いによる色の変化の面白さや、やわらかいグラデーションが最大の特徴であり、見所です。
なお、作品名の「彩変化(さいへんげ)」とは、この新しい技法に私が付けた呼び名です。」
日本工芸会東日本支部HPを引用。

そして、最近では「SADO 伝統文化と環境福祉の専門学校」にある「竹芸デザイン学科」で若手も育成しているようです。

実は昨日と今日紹介している二人の芸術家は小学生の同級生なのです。
身近な友がこうした活躍をしていることは、本当に嬉しいものです。
芸術の世界では還暦の年などまだまだ若手です。
これからの活躍を期待したいと思います。

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