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2011年1月12日 (水)

180年先を見越したマニュアル?

日本中の藩や町、村に適用できる一定の基準、原則をつくり上げるために7年間も没頭した。弟子や仲間と今で言うならば一種のシンクタンクを作り、あらゆるケースに対応できるようにシミュレーションを行い、完成した行政改革マニュアルは新田の開発からお金の運用について180年先の未来まで見通したさまざまなパターンを創り上げた人がいました。

その人は、薪を背負って全国の小学校に銅像がある「二宮金次郎」です。
時代が違うとはいえ10年先も読めないのに180年先を見通したことに驚きます。

その行政改革マニュアルである報徳仕法(ほうとくしほう)は、藩や旗本知行所など領主財政を対象としたもので、村を単位としたもの、家を単位としたものに分けられています。基本的な考え方は、報徳思想の基本的な概念でもある「分度」と「推譲」であり、それぞれが「分」に応じた生活を守り、余剰分を拡大再生産に充てることの重要性が強調されています。

そして尊徳は、単に本を読むだけで実践につながらない態度を諌めて「単なる本読み」になってはいけないとも語っています。
現在で言う「単なる本読み」とは、色々な事象を、妙に理論立てて事をより複雑化させて、結局の所は理念だけが先行して何も実践が出来ないと置き換えることが出来ます。

戦後の民主主義は、先に書いたように教育勅語も含めて戦前をすべて否定して、二宮金次郎も根性と倹約などは古い観念だと閉じ込められてしまったようです。

二宮金次郎は文政5年(1822)に小田原藩に登用され、天保13年(1842)には普請役格の幕臣となっています。そうすると正に今の時代にも当てはまるるように出来ているマニュアルですが・・・・・・。
いや、今こそこうした考え方が必要だと思います。

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