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2010年11月17日 (水)

ポピュリズムの怖さ

ポピュリズムは本来的には、民衆の利益が政治に反映されるべきという政治的立場を指す言葉です。
しかし、最近では「複雑な政治的争点を単純化して、いたずらに民衆の人気取りに終始し、真の政治的解決を回避するもの」として、ポピュリズムは批判的に言及されることが多いです。

大衆迎合主義 mass opportunism の意味で用いられることがありますが、populismで辞書を引いても、この意味は出てきません。

ポピュリズムによって事件が起きることもあります。
12月が近くなると忠臣蔵、赤穂浪士の討ち入りが話題になります。
大内内蔵助は本当に最初から主人の浅野内匠頭の仇を討つ気でいたのでしょうか?
お家が潰されずに内匠頭の後を誰かが相続して、家臣一同が今までの生活が出来ることを願っていたはずです。関ヶ原から100年ほどを経過して徳川時代になって最初の高度成長期で太平の時代。

この時代は「喧嘩両成敗」の時代。浅野内匠頭の吉良上野介への刃傷事件は格好の事件でした。
町民が期待したのは「喧嘩両成敗」の片手落ちを幕府にではなく「このまま、黙っているのか?主人の仇は討たないのか?」と浅野家の遺臣に向けられた期待で起きた事件とも言えるのでは?

中国漁船の衝突映像がインターネット上に流出した事件で、警視庁と検察は、流出させた海上保安官を逮捕しないと決めた。この映像が機密なのか?情報管理がどうの?をコメントするつもりはありません。

「日本の海で起きている出来事を多くの人に知ってもらい、一人一人が考え判断し、行動してほしかった」と訴えていました。
9年前に東シナ海で発生した北朝鮮工作船銃撃・沈没事件などは映像を積極的に公開されてきた経緯もあります。

だから、多くの国民がこの映像の公開を望んでいたとも思えます。私もその中の一人かも知れません。
そうすると、何となく起こり得るべきして起きた事件?
私には、妙に忠臣蔵、赤穂浪士の討ち入りと重なる出来事に写るんです。

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