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2010年8月 3日 (火)

ビキニ環礁が世界遺産登録に

このニュースを機に世界遺産についてちょっと調べてみました。
まず、世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ不動産を指すとのことです。

そしてその世界遺産はその内容によって次の三種類に大別されています。
【文化遺産】
 ○顕著な普遍的価値をもつ建築物や遺跡など。
【自然遺産】
 ○顕著な普遍的価値をもつ地形や生物、景観などをもつ地域。
【複合遺産】
 ○文化と自然の両方について、顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの。

まず世界各国で2010年8月時点で、世界遺産が911件も登録されていることに驚きました。
日本での世界遺産は14箇所、95の施設が登録をされています。

文化遺産として
1.法隆寺地域の仏教建造物(1993年12月)
2.姫路城(1993年12月)
3.古都京都の文化財(1994年12月)
4.白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995年12月)
5.原爆ドーム(1996年12月)
6.厳島神社(1996年12月)
7.古都奈良の文化財(1998年12月)
8.日光の社寺(1999年12月)
9.琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年12月)
10.紀伊山地の霊場と参詣道(2004年7月)
11.石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年6月)

自然遺産として
1.屋久島(1993年12月)
2.白神山地(1993年12月)
3.知床(2005年7月)       の14箇所です。

今日、あえてこのテーマを取り上げたのは、世界遺産が目的としているのは「顕著な普遍的価値」を持っているから指定されたはずなんです。
この意義を外して観光地化してはならないはずです。
登録を受けた地域の方はそれなりに制約も受けます。不便さも強いられるかも知れません。それでこそ「普遍的価値」を持続できるんだと思います。
だから私たちも、世界遺産の公共性を曲解した観光客に成り下がってそこに生活をしている住民の日常生活を興味本位に、無遠慮に覗き込む行為などをしてはいけないんです。

そして、今回新たに世界遺産に登録をされた、ビキニ環礁周辺では米国が大戦後の10数年の間に数多くの核実験を実施した地域です。54年3月の水爆実験では、近くで操業していた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の船員23人全員が被曝して、今もその後遺症に苦しんでいる現実もあります。

過去に96年には「広島平和記念碑」(原爆ドーム)、79年には第2次大戦時にナチス・ドイツがユダヤ人大量殺害を行ったアウシュビッツ強制収容所(ポーランド南部)が、惨劇を伝える目的で世界遺産に登録されています。

この8月は、広島・長崎の原子爆弾の投下。第2次世界大戦の終戦と平和について特に考えさせられる月なんです。孫達に伝えなければと思います。責任もあると思います。

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