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2010年1月12日 (火)

衣食足りて礼節を知る

中国の春秋時代、宰相 管仲が著書「 管子 ( かんし ) 」で「衣食足りて礼節を知る」と表している言葉です。
生活に経済的に余裕ができ、豊かであってこそ人々は初めて礼儀や節度をわきまえられるようになる。このような意味でしょう。

管仲がどのような状況でこの様な格言を表したのか分かりません。

私が思うに、衣食が足らなかった頃、むしろ貧乏と言われていた時の方が遙かに礼儀や思いやりがあったように感じます。

「貧乏」確かに響きが良い言葉ではありませんよね。
貧「まずしい」「足りない、少ない」
乏「とぼしい、足りない」
何が足りないのでしょう? お金でしょうか? 物欲でしょうか?

しかし、逆に物が無いと、ある物を工夫して知恵が生まれます。
食卓に人数分のおかずが並んでいなければ分け合って食べてきました。
そうやって、日本人は譲り合いや人への思いやりを培ってきたはずです。
少なくとも私はそのように育てられました。

それがいつしか身の回りに物が溢れ出すようになりました。日本国民総中流社会と言われるようになってから、この国も少しずつ歯車が狂い始めたようです。

本当に「衣食足りて礼節を知る」 知ったんでしょうか?
私には「衣食足りて心が貧乏」になったようにしか思えません。

ただ、この貧乏化の要因の一つがデフレにあることが気になるんです。
中小企業者、小規模事業者にとってデフレは脅威です。
いや、サラリーマンにも脅威なんです。

デフレの勝ち組は現金や預金を大きく保有する富裕層にとっては好機到来です。
何せ、物価が下がります。株式(ここ数日値上がりしていますね。これだから日本だけでは解決出来ないことが多い複雑な要素があるんですよね)や不動産を安く買うことも可能になります。

いずれにしてもデフレは企業努力だけでは解決できない問題であることには違いありません。ここは速やかにデフレ脱却の道筋をつけていただきたいと願います。

本日で年始早々の第一ラウンド、年末調整指導会が終わりました。
小規模事業者の内容の一部分を見させていただき、このようなことを痛切に感じました。

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